HSPでも体調を崩さない!システムエンジニアが夜勤を乗り切る「究極の疲労回復術」

システムエンジニアの仕事をしていると、たまに夜勤になることがあります。

私は過去、何回も夜勤を経験しています。そして夜勤をした時、時差ボケを起こしたりして辛い時が多いです。

特に、HSP気質のシステムエンジニアは、環境の変化や体調のわずかな乱れにも敏感に反応しやすいため、夜勤は特に心身に負担がかかるものです

そんな辛さを軽減する対策を書いていこうと思います。

これからシステムエンジニアになろうと考えている方に向けてもこんな仕事になる場合もあるということと、対策を知っていただければなと思います。

目次

システムエンジニアが夜勤をするわけ

システムエンジニアをやっていて、夜勤をしなければいけない理由は私が知っているものでは以下の通りです。

  • 現状動いているシステムに影響がないように夜間に作業する
  • オペレータと呼ばれる24時間体制で誰かがいなければいけない仕事が存在する
  • 何か問題が発生した時にその場で対応する必要があり帰れなくなる場合がある

現状動いているシステムに影響がないように夜間に作業する

今どきのシステムは24時間365日動いていることが普通の世の中だと思います。

そんな中、作ったプログラムをリリース(公開)する必要があり、その影響を可能な限り少なくするために、利用者が少ない夜間に行うことも多いです。

システムを止める時間が短ければ日中に行うことも多いのですが、大きなシステムリリースや、今動いているシステムを止める時間が長くなるようなものについて、影響を少なくするため夜間に行うことになります。(ものによっては休日に影響が少ないので休日対応ということもあります。)

オペレータと呼ばれる24時間体制で誰かがいなければいけない仕事が存在する

システムエンジニアの仕事の中に監視などを担当するものがあります。この仕事を担当する場合、朝昼を交代で実施するようなことも少なくありません。

その場合、定期的に夜勤が回ってきます。

何か問題が発生した時にその場で対応する必要があり帰れなくなる場合がある

これは実際に使われ始めた後に、そのシステムのめんどうを見る仕事をしている時に、問題が発生した場合に行う作業で、即時対応を求められたりすると翌日まで仕事をすることがあります。

この場合は予定できずに夜勤になるという一番望ましくない形での夜勤ということになると思います。

夜勤を実施した時の対策について

では上記のように徹夜作業の後、翌日の作業がだるくなったり、眠くて仕方がない状態を軽減する方法を記載しようと思います。

  • 夜中に食べるものを考える
  • 朝方帰宅後の睡眠を考える

夜中に食べるものを考える

夜勤を実施する時、通常寝ている時間に起きていて仕事をすることになります。

その際、夕食を食べてからかなり時間が経っていることもあり、お腹が減ってきます。

リリースなどの夜勤は言ってみればイベントなので、夜食をがっつり用意して、みんなで食べるなんてことも。

そんな時ってちょっと楽しいのと、実際お腹が空いているのとでいろいろなものを食べがちです。

ただ、これが疲労の元となって、翌日以降の仕事がつらくなることが多いです。

年齢が上がるほど、この疲労はダイレクトに身体にきます。

そこで避けるべき食べ物と推奨する食べ物を以下に提示したいと思います。

【避けるべきもの】

食べがちですが、ラーメンなどのこってりした食べ物は疲労を増幅させる食事となります。

理由は、消化に時間がかかり胃腸に負担、血糖値の急上昇・急降下などを引き起こす原因になることは一般的にわかっています。食べること自体が夜中になるので、可能な限りそういったものを避けるようにしてください。

HSP気質である私たちは刺激に弱いところもあるので、辛いものなど食べるのも胃に負担をかけてしまうので、NGです。

私のような50代を迎えているベテランエンジニアは余計に気をつけることをオススメします。

【推奨する食べ物】

では、何を食べればいいのか?ということになるのですが、「消化のいいもの」を食べるのがおすすめです。例えば、おにぎり、そば、うどん、ゼリー飲料、野菜スープ、果物などになります。

そんなことわかってるよ!と思うかもしれませんが、突発的な夜勤の時など、テンションが上がってしまう、かつたまのことだからとついつい食べてしまうのも人間です。自覚しているのとしていないのだと、後での後悔も変わってくるので、しっかり自覚して消化に良いものを食べるようにしましょう!(苦しむのも自分ですけどね。)

朝方帰宅後の睡眠を考える

夜勤をこなしたあと、帰宅は午前中になるかと思います。

それで疲れていることもあってがっつり寝てしまう人も多い方とも多いと思います。

でも、それはNGです。

連続で夜勤であれば、その夜も仕事をしなければならないので、がっつり寝ていただいて構いませんが、夜勤明けは休み→翌日朝から出勤という場合は、がっつり寝てしまうと時差ボケになってしまって、翌日仕事にならなくなることを多いです。

この対策としては、帰宅後寝るのは30分以内、それで後が頑張って夜まで起きていることです。

疲れていると寝てしまいたい気持ちになるのは当然ですが、そこはぐっとこらえて夜まで我慢します。

対策としては、寝てしまう前に30分のアラームを複数セットしておく、仮眠は椅子に座ってとる、帰宅後すぐに軽いシャワーを浴びてリフレッシュするなどがあるので、試してみていただければと思います。

加えてよる寝る前にカフェインやアルコールを取るのも可能ならやめたほうがいいです。余計に眠れなくなってしまったり、翌日に疲れを残してしまう原因になります。

こういった対策を実施しつつ、夜しっかり寝て朝起きるようにするだけで、時差ボケを軽減することができます。

次の日、だるさは残りますが、前日の昼にしかり寝てしまって夜寝れなくなってしまうより、何倍も楽に仕事ができると思います。

まとめ

いかがでしょうか。

基本的に夜勤はしたくないもの(生活習慣が変わったり、次の日が休日だと潰れたり)ではありますが、仕事なので、仕方がない面があります。

夜勤の方が手当てがついていいこともあったりします。

でも、次の日をつらくしてしまったりせずに仕事ができた方がよくありませんか?

これらの対策を実践することで、HSP気質のあなたも夜勤後の体調不良に悩まされることなく、翌日もクリアな頭で仕事に取り組めるようになります。自分らしく、長くシステムエンジニアとして活躍するための知恵として、ぜひ活用してください。

参考になれば嬉しいです。

こういう仕事があるからってシステムエンジニアにならないはやめてくださいね(笑)

この記事を書いた人
たなやん
  • システムエンジニア歴20年以上
  • 2年でうつ病を完全寛解
  • 現在はうつ病以前よりメンタルを楽に仕事に従事中
  • HSP気質を持つもそれも力に!
  • 心理学系講座講師

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次