
学歴低いんだけど、システムエンジニアってできるの?



そんな疑問に学歴の低い私の経験を踏まえてお答えします。
システムエンジニアを始めて20数年。
改めてシステムエンジニアの仕事に学歴が関係するのかを書いていこうと思います。
- 私と同じような学歴でシステムエンジニアがどの程度できるのか
- 学歴が重要になるところは?
私の学歴はこんなもん


さて、システムエンジニアを20年以上やっている私の学歴はどんなもんか書いていこうと思います。
会社に入った時からずっと学歴コンプレックスだったので、だいぶ恥ずかしいのですけど。
神奈川県藤沢市に生まれ、小中学校は市立、高校は県立で公立には入っているものの、ランクは中の下。
大学は文教大学という私立大学に一浪して入学。学部は情報学部経営情報学科で、なんとなくシステムエンジニア向き?な感じ。
大学名からは割といい大学じゃないか?という人もいるかもしれませんが、それでは教育学部のことで、こちらの学部は偏差値はかなり低い。(当時(1994年)で50なかったんじゃないかな?)
大学在学中も遊び惚けて、3年までに単位はゼミの卒論を除いて取り切っていたので、4年時は大学に講義で行ったのは5回もない。(両親には申し訳ない話ですが)文系の大学にありがちの出席だけ取られたら抜け出して遊ぶことも多々。
情報学部といってもシステム的なことをあまりやらず、プログラム言語もC言語とCOBOLを1年ずつ講義を受けたけど、仕事ではまったく使えず。(C言語はポインタを学ぶことなく終了)
大学在学中に簿記3級、情報処理2種試験(現在の基本情報処理試験)を受けるも受かる気がないレベルで勉強しなかったせいで不合格。
こんな調子で最初に入ったのは、新卒を130名も無差別に採用するような危ない会社。
自分の学歴では、まぁこんなもんでしょ、就職氷河期だったので入れただけよかったと思っていました。
私はそんな学歴をどう思って仕事をしていたか?


中学、高校時代にちゃん勉強して、いい大学に入っていれば、もっとしっかりプログラミングの勉強ができて、仕事にも生かせたはず!と思いながら仕事をしていました。
頭のいい人はもっと仕事ができて、いろんなことができる、頭の悪い私は仕事もできてないし、ダメなやつと思っていました。
なので、どんだけ評価されても、いい仕事ができた!と一瞬思っても、私はそもそも学歴がないから、その仕事も大したものじゃない、所詮私の能力範囲内でできたことだからと思って、半ば諦めのような思いを抱えていました。
なので、どんだけ評価されても、いい仕事ができたと一瞬思っても、私はそもそも学歴がないから、そこまでの評価ではないと思ってきました。
若い時であれば、周りの力を借りて成果を出したついでに評価されたと思い、ある程度の年齢がいってからは、今の自分の年齢相応の仕事ではなく、もっと前にできるべきことがその年齢になってできて評価されたと思う始末。
こんな感じで考えていたので、すべては学歴、頭のできですべて決まっているくらいに思っていました。
実際はどうだったのか?


では、上記の内容は本当だったのでしょうか?
うつ病を患った後、4nessコーピングを習い、自分の存在について深く考察するようになった今、過去の学歴だけがすべてではないと気づきました。
私の先生から言われてハッとしたことがあります。それは、
「学生時代と仕事を始めてから今までとどちらの年月が長いの?」
そうなんです。仕事始めて20年を超えた今、小学校から数えても学生時代の16年(浪人時代を入れると17年)の方がもはや短くなっています。
その間の仕事をしながらの努力は無駄ではないと思います。
振り返れば、そんな学歴が低い中でも、評価S,A,B,C,Dの中でSをもらった時もあったり、顧客からの評価でチームを拡大させたこともありました。
私が思っていたような学歴が低いというだけでは、このような評価をされること自体があり得ないこととなります。
では、システムエンジニアに学歴はいらないの?


これはあり得ません。もちろん学歴が高いことに越したことはないと思います。
それが顕著に出るのは、新卒採用の時です。会社はやっぱり新卒の学生を大学名で見るからです。
書類審査や面接の時にも、そこはしっかり見られます。
それには当然理由があります。それは、
- ビジネスの場で学生時代の実績はわからないため、学歴で見るしかない。
- 学歴が高いということは、学生時代に当然人一倍の努力をしてきている。そこが評価される。
なので、学生時代にしっかり勉強して学歴を得ておくことは正しいことであると思います。
ただ、中途採用の場合は話が変わります。(3年以上経歴を積んだ後くらい)
私も新卒の時は出身大学を聞かれましたし、そのせいかはっきりはしませんが、書類審査時点や、1回目の面接で数社採用されなかったことを覚えています。(というか10社受けて合格2社だったと思います。)
しかし、入社4年目で転職した際、大学名など全く聞かれず、その4年間の実績、やりたいこと、意欲などが優先され、仕事内容やこれからこういう仕事をしてみたいというところをしっかり言ったことがよかったのか、5社ほど受けた会社すべてから内定を貰えたことを覚えています。
なので、最初により良い会社に入るためにも、勉強を頑張っておき、入社したら、学歴は脇に置いて仕事内容をしっかりやっていくことが大事だということです。
逆に言えば、私のように学歴が低くても、それですべてが決まるわけではなく、会社に入ってからいくらでも取り戻すことができるということです。
ちなみにシステムエンジニアは社内SEなどを除き、いろいろな職場に行くことになり、職場が変わるたびに面談を受けることが多いです。
今は協力会社さんの面談を私が実施することも多いですが、学歴を見ることはまったくというほどないです。
それより今までやってきたこと、技術スキルを優先的に見て、面談でもコミュニケーション能力を見たり、学歴とは関係ないところを見ることがほとんどです。



私がそのことに気づくのが遅すぎて、気づけば40代になっていました。もったいないですね。
まとめ


システムエンジニアに学歴が必要かを話してきましたが、結論としては、
- 新卒の時、会社に入るためにはかなり重要
- 中途採用、新しい職場に行くときの面談時は経歴書の実績が重視される
- 学生時代の学歴(実績)は、それより長い社会人生活でいくらでも取り返せる
ということになるかと思います。私と同じように学歴が低いから能力が低いと思い込んでいる方、一度自分の実績の棚卸をしてみてもいいのではないでしょうか。
ここから先、いくらでもやり直しが効く人生、学歴にしばられるのはもったいないですよ。