HSPなシステムエンジニアがうつになった認知(平気なフリ)

これまでHSPなシステムエンジニアである私がうつ病になった経緯はお話しました。

その原因は仕事の状況もありますが、それ以上に私の私自身に対する認知が根本原因だと思っています。

うつ病になった後、4nessコーピングに出会い、自分自身に対する認知を見つめ、緩めることを実施してきました。

これがうつ病を完全に回復できた方法で、もう二度とうつ病にはならないという自信もつきました。

そんなうつ病になる原因となった認知を公開して、同じような認知が原因で苦しんいる方の回復のヒントになればと思ってこれを書いています。

私が4nessコーピングを習い、緩めた認知で特に大きな変化があった気づきには必ず名前がついています。

それだけ大きな衝撃だったり、変化をもたらす気づきであるからです。

あー、こんなこと私にもあるかも!とか、こういうのはないけど近いところがあるなーなどの気づきになると嬉しいです。

さて今回は、「平気なフリ」です。

目次

私の生まれと自分に課した~であるべき

私は長男として生を受け、家に祖父母がいたこともあって、昔ながらというか、普通よりかなり大事に育てられました。(写真は私ではありません)

そんな中で長男は負けるべきではない、親の期待に背くべきではない、弱いところは見せるべきではないと思ったのかもしれません。

時代も、昭和真っ只中だったこともあり、私の価値観としては男子たるもの強くなければならなかった、それを覆されると家族にダメ出しされるのではないかと思っていたのだと思います。

小学生の高学年ではいじめられていた時期があるのですが、その時も弱みを見せるわけにはいかず、日々強がって生きていました。

中学、高校では剣道部に所属していて、高校の時などは、部員がかなりの数やめてしまった後、人がいなくて部長になり、同学年、後輩たちは言うことを聞いてくれず、孤立していたこともありました。

私は部活での時間を厳守したかったのですが、周りはそうでもなく、声が大きかったこともあり、開始時刻のウィーミングアップは一人で声を出していたこともあります。

他校への遠征などで時間厳守は当たり前だと思っていましたが、これも周りはそうでもなく遅れても問題なしという感じで一人で慌てている状況。

そんな状況なので、辞めてもよかったと今では思います。

でも途中でやめてしまうのは弱い者のすることと思い、基本的には弱みを見せず平気なフリをしていました。

当時を思い出すとかなり苦しかったなと思います。

それも誰に相談できるわけでもなく(平気なフリして相談なんてしない)、ひたすら我慢してやり過ごしていました。(我慢し切ることに美学があったかも)

何をされても、だから何?というような態度を取っていた記憶がありますし、かなり嫌なやつだったと思います。

それが余計に周りからの協力を得られなかったのだと今では思いますが、当時も平気なフリをしてなんとかするしかなかったのです。

会社に入ってからも、まったく知らないことは知らないとは言えたものの、基本的にはダメな自分を出せずに平気なフリをし続け、ダメな自分を可能な限り出さないように作業時間を増やして頑張っていたような気がします。

うつ病なるまでに無意識にしていた平気なフリ

うつ病を患うことになったプロジェクトでの仕事でも、私はこの「平気なフリ」をし無意識に続けました。

どういうことかというと、

  • 厳しいスケジュールを渡されて、普通ならできないと言ってもいいところを平気なフリして実施する
  • 仕事を部下に指示して断られても、平気なフリをして自分でその作業を実施する
  • できないことで本当は辛い、やめたいと思っていても大丈夫と言って平気なフリをする
  • ギブアップをしていい状況でも平気なフリをする

といった、無理をし続けていました。それで本当にどうしようもないところまで行って、うつ病になってしまったというわけです。

それまでは平気なフリをし続けたとしても、うつ病になることにはならず、おそらく酷い時でもギリギリのところで踏ん張れたのだと思います。

なぜここまで平気なフリをしてしまったのでしょうか。

それが学生時代(幼少期)からずっと続けてきた、自分の弱い姿を見せないようにする、長男はしっかりしなければ、男らしくなければという認知から来ていると、その認知を持った数十年後の今気づいたということです。

うつ病の再発がなくなった認知の書き換え

幼少期に決めたことは、その当時の幼い私が周りの環境や立場などで勝手に決めたことです。

何が正解かなんてわかりません。特に親に聞いたりなんて発想すらなかったでしょう。

今、そのことに気づいた後であれば、わかります。

おそらく当時、そんなに頑張らなくていいと誰かが言ってくれたら、違っていたのかもしれません。

当時の認知は「平気なフリ=弱い、惨めな自分」だったと思います。

元々が弱く、惨めな自分なので、それを見せないために平気なフリをするしかなかったのです。

でも、本当はそうではなく、それは私なりに工夫し、努力していた結果だったと今では思います。

なので、今の認知は、

「平気なフリ=よく頑張っている強い自分」

に書き換えることができています。なので、別にその姿を見せてもいいし、恥ずかしいことではなくなっています。

  • できないことがあってもいいじゃない?
  • 誰かに頼ってもいいじゃない?
  • 弱い自分を見せてもいいじゃない?

過去言えなかった、行動できなかったこれらを今では言うことができるから、うつ病が再発することがないと言い切れるのです。

でも、この平気なフリを続けていれば、同じようにうつ病の再発する未来が待っていたと思います。

まとめ

社会人であればある程度の平気なフリは当然誰でもしています。

それは普通のことであり、社会人としてはやらなければならないことでもあります。

それが過剰になると私と同じように無理をする結果となり、最悪のパターンとしてうつ病という現実を引き寄せてしまいました。

仕事をしていて、つらいなと思った時など、平気なフリのし過ぎというのも考えてみていただければと思います。

弱音を吐くことが絶対に悪いことではありません。

それで良好なコミュニケーションが取れることも多いです。

平気なフリのし過ぎしてませんか?

少しやめてみてもいいかもしれませんよ。

システムエンジニアのうつ病のようなメンタル不調が少しでも減ってくれると嬉しいです。

気づくためのヒントは以下の本を読むことでわかると思います。



ここまでお読みいただいてありがとうございました。また次回。

この記事を書いた人
たなやん
  • システムエンジニア歴20年以上
  • 2年でうつ病を完全寛解
  • 現在はうつ病以前よりメンタルを楽に仕事に従事中
  • HSP気質を持つもそれも力に!
  • 心理学系講座講師

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次